⽔循環協の活動についてもっと詳しく知りたいFAQ

Q1:都市化の進展による⽔循環の変容はどのような弊害がもたらしましたか?

A1:近年、気候変動による豪⾬の頻度が増えていますが、地表が不浸透⾯ばかりになり、保⽔⼒を失った都市では、⾬が短時間で流れ出ることにより、都市型⽔害のリスクがますます⾼まっています。⼀⽅、地下⽔の涵養量が減り、湧⽔が枯渇し、ふだんの川の流れは乏しいものになり、⽣態系はバランスを崩してしまいます。さらに、熱帯夜をもたらすヒートアイランドは、こうした⽔循環の変容によって深刻さを増しています。

Q2:会の名称が変わりましたが、下⽔⽂化と⽔循環⽂化はどう違うのですか?

A2: ⽇本下⽔⽂化研究会では、「下⽔⽂化」を「個⼈や社会と下⽔との成熟した付き合い⽅」としてとらえてきました。私たち⼈類は太古の時代から下⽔⽂化を育んできたと思います。「⽔循環⽂化」とは、付き合い⽅の場⾯がより広がったものと考えられます。下⽔⽂化は、⽔循環⽂化において最も重要な構成要素です。⽇本下⽔⽂化研究会においても「下⽔」にとどまらず⽔と⼈との関係を考えてきました。2008年から始まった「⽔循環基本法」制定活動を積極的に⽀えてきたのは、こうした認識がもとになっています。ですから、会の名称から「下⽔⽂化」が消えても、下⽔⽂化は活動の核⼼に位置しているのです。

Q3:⽔は「共有の財産」と⾔われますが、私たちは⾃由に⽔を使ってはいけないのですか?

A3:⽔は、私たちの⽣命にとって⽋かせない資源です。このような資源はコモンズとも⾔われ、ある集団が共有する資源であるので、私的に不適切に利⽤されると集団に不利益をもたらします。例えば、共有の財産である地下⽔を過剰に汲み上げた結果が地盤沈下でした。こうした「コモンズの悲劇」を起こさないためには、「集団のメンバーに対する便益享受と負担の公平性の確保」などの管理原則を適⽤していくことが求められます。

Q4:「⽔守」とは何ですか?私たちも⽔守になれますか?

A4:⽔守とは、健全な⽔循環サイクル(「⽔の輪」)を守るために「⼈の輪」を結び、時空を超えて「⽣命の輪」を守る活動や⾏動のことです。⽔守は、⾜元の⾝近なスケールでの⾏動から、河川の流域スケールでの活動までさまざまなレベルがありますが、⾝近なスケールでの⾏動は、流域スケールでの⽔守につながります。幸せな暮らしと社会の実現のため、⾝近な⽔守⾏動から参加してみませんか?

Q5:どうして⽇本⽔循環⽂化研究協会が国際協⼒活動を⾏うのですか?

A5:海外には、「⽔と衛⽣」が⼗分に整っていない⾮衛⽣的な環境のもとで暮らしている⼈がたくさんいます。こうした⼈たちの安全で快適な暮らしを確保するにあたって、コミュニティをとりまく⾝近な⽔循環を考えていくことが必要だと考えています。また、こうした経験で得られた知⾒は、⼈⼝減少下の我が国で、⽔・衛⽣インフラの分散管理などに反映できるのではないかと考えています。

さらに詳しく知りたい方はパンフレットをご覧ください

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